2018.09.03
安全・効果的な個人情報管理・運用を生活者主導で実現する新会社「株式会社マイデータ・インテリジェンス」が営業開始
― 生活者と企業双方に有益なマーケティング支援サービスを提供 ―
株式会社マイデータ・インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石井 尚二)は、株式会社電通テックの出資による新会社として、本日より営業を開始いたしました。当社は、生活者があらゆる個人情報「パーソナルデータ」(以下、PD)を1つのIDで統合・管理できるプラットフォームを構築し、生活者・企業双方に有益なマーケティング支援サービスを提供します。
国内では、総務省・経済産業省等を中心に、生活者自身がPDを管理し、企業の求めに応じてPDを流通させるための環境整備が進められています。また、EUでは「一般データ保護規則(GDPR)」が本年5月に発効され、より多くの厳格な義務が企業に課せられることになりました。今後は国内企業にとっても、PDの管理・流通は、企業ガバナンス、コンプライアンス等の観点からも、より重要な課題になります。
当社が提供する双方向プラットフォームサービスは、PDで生活者と企業をつなぎ、便利で豊かな社会を共同で創出することを目指しています。生活者にとっては、PDを個人主導で一元管理・提供し、企業からより多くのベネフィットを享受することが可能になります。一方、企業にとっては、高度化するマーケティング課題や自社内での1st Partyデータ収集・運用に関わるコストやリスクに対し費用対効果の高いPD活用が可能になり、目的に応じたPDをマーケティングに利活用できるようになります。システム開発にあたっては、FinTechなどの先進的な領域で豊富な実績を持つ株式会社電通国際情報サービス(ISID)に委託し、AI inside株式会社の個人情報を分離匿名化する特許技術を活用したPDSソリューションを取り入れるなど、極めて安全性の高いプラットフォームを構築しています。
将来的には、生活者に対しては、使用したデータに基づいた対価・インセンティブを提供し、企業に対しては、生活者が許諾したデータを必要な分のみ提供する「マイデータ・バンク」として機能することを視野に入れております。来春には、より利便性の高いデータマネジメントサービスの構築を見据えた大規模実証実験を計画しており、生活者の同意形成の状況、企業のニーズと利活用による成果を検証予定です。また、AI技術・機械学習などのテクノロジー活用やブロックチェーン技術によるデータ流通、各インフラとの連携も図ってまいります。
今後、電通テックグループとして、より高度なプロモーションサービスを提供し、PDを介した生活者と企業のエンゲージメントの強化を支援するとともに、電通グループが推進する"人"基点の「People Driven Marketing」のフレームワークと連携し、企業のCRM活動や広告施策の精度向上などフルファネルで企業課題を解決することを目指します。
<会社概要>
| 社名 | 株式会社マイデータ・インテリジェンス (英文表記:MY DATA INTELLIGENCE INC.) |
|---|---|
| 所在地 | 東京都千代田区内幸町1-5-3 新幸橋ビル |
| 資本金 | 2.5億円 |
| 出資比率 | 株式会社電通テック 100% |
| 役員 | 代表取締役社長 石井 尚二(現 電通テック執行役員) |
| 設立日 | 2018年9月3日 |
| 従業員数 | 15名 |
| 事業概要 |
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| URL | https://www.mydata-intelligence.co.jp |
<リリースに関するお問い合わせ先>
MAIL:info@mydata-intelligence.co.jp
株式会社 マイデータ・インテリジェンス
森田弘昭、芦村友則
TEL:03-6257-8550